夢物語だけのツインレイ
ツインレイという存在が偶像であり虚像に過ぎない理由は
「現実に落とし込むことができない」
からです。
具体的に申し上げましょうか。
ツインレイ
これには
法律上認められているわけではない。
婚姻関係ではない。
既婚だった場合にツインレイに出会ったからという理由で現パートナーと別れることができるという合法性がない。
裁判になったところで不貞行為という民事上違法だということ。
ツインレイという存在証明に対し、仲間や家族、職場などで公にすることができない。
正直申し上げて
世の中からの評価は
「得体の知れないカルト宗教団体」
ということです。
その割に最終ステージが
「調和」…
えー…矛盾だらけですよね。
これを本当に現実に落とし込むためには莫大なエネルギーと社会的影響力と圧倒的数の支持者が必要です。
夫婦別姓や同性愛による入籍のような法律上認められるための活動をコツコツと行い、社会的容認をさせるための活動が必要になってくるでしょうね。
もし「ツインレイ」が現実で合法的に認められるようにするためには
財政界や国際レベルで多大なる影響力があって
知名度や社会的地位がある方のリーダーシップが必要ですよね。
では
自称ツインレイヤーやパートナーを名乗っている方々のエネルギーはどうでしょう?
そんなエネルギーがあるのか…
牽引するカリスマ性があるか…
という話になる訳なのですね。
しかも同性愛や夫婦別姓問題との大きな違いは、
スピリチュアルという目に見えない領域と顕在化する社会問題への取り組みという圧倒的な異なりです。
戸籍や婚姻関係という社会からの評価を超越した5次元にいる私たちには物質世界という次元の見方をしていない。
そもそもそのフィールドと比較する事自体が的外れでは?
そんな疑問や意見もあるかと思いますが、現実に落とし込むには必ず体験が必要であり、スピリチュアルに逃げることは絶対に許されない領域ですからね?
2人の世界観というツインレイに浸りたければ「布教活動」の必要性は果たしてあるのか…
わたくしには、自分のツインレイという存在証明を第三者に認めてほしい、わかってほしいという承認欲求を満たしたいという心理状態が透けて見えてしまうのですが…
だって本当に現実で2人がツインレイという真実の愛で満たされているのならば、
別に誰かに伝える必要もなければ、2人の世界で充分幸せなのだから誰にも言わずに山に引きこもって仲良く生活することだってできる訳ですよね?
心のどこかで社会的に認められたいという思いがあるからではないでしょうか?
男性の愛って
殿方様の愛情表現ってとても現実的ですもの。
愛する人の笑顔と幸せを守りたい。
だからこそ、ちゃんと社会で認められる、誰もがおめでとう!
と言ってもらえるような世界を築くのではないでしょうか。
殿方様にとって、たった1人の愛する女性を守るための合理的方法として、社会的に誰もが認めることができ、公に自分のテリトリーに入れる権利を有する手段はたった1つです。
両親
兄弟
友人
仲間
職場
といった繋がりの
社会
という、周りの幸せに貢献し、喜んでもらえるような関係性を創造することこそが…
調和という名の愛和
になりませんか?
互いのフィールドで努力すべきところはそこではないでしょうか。
現実を直視できずに頭の中にお花が咲いているような酩酊状態のツインレイ世界に浸ることで一体誰が幸せになれるのでしょうか?
誰もならないのではないですか?
そしてツインレイとやらだと思い込んでいるお相手すらもです。
ただ、選択は自由なんですね。
目が覚めて現実を一生懸命に生きて、自分の大切な人と一緒に周りのみんなで幸せな人生を送るために努力をし、みんなの笑顔のために切磋琢磨をするのか…
はたまた誰からも認められなくても、理解してもらえなくたって、たった2人の世界で永遠にツインレイという世界観に浸り続けることが私にとって幸せなんだ!
そう思うのならそれでいいんですよね。
一緒に同棲しながら、お互いツインレイだよね?
なーんて言いながら、ツインレイという関係性を言語上にのみで確かめ合い、2人きりの世界で生きて他者を蔑ろにしていく人生もまたありきですし、
サイレント期間とやらの離別で、再会できるか分からない相手に執着しながら、ツインレイの情報を読み漁り、自分の現実世界を動かしもせずに白馬の王子様を待ち続けて…
気がついたら老年期を迎えて身体が動かなくなってしまった…
そんな未来があなた様にとって幸せならばそれでいいんだと思うんです!
全てが自己責任で、全てが自由選択できるこの世界で、
ツインレイにしがみつくのか、さっさと手放すのかはあなた様が決めることですから。
幸せの価値基準は皆様違いますからね^ ^